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2015年11月の記事一覧

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Since you been gone.

Since you been gone.






うそつき



もう好きになんかなってあげない

あなたがくれたピアスなんか


こうだ
えいっ!


どーだ
わかったか


もう帰ってきても入れてあげない

凍えて氷のかたまりにでもなってちょうだい















それでも結局
今日も髪を巻いておしゃれして
ごみ箱をあさってピアスを拭いて
シチューを作っている
ここまできても
ダメダメなあたしなんだわ






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空と海と

空と海と







お願いがあるの

もしも
もしも


元気でいるのなら

何かしら合図を送って


冬の空の星の綴りでも

黒い波の鼓動の栞でも
  












hereに拍手コメントくださった方へ
ありがとうございます。
ここ数年、このブログは固まっていました。
あなたの記す言葉は優しいですね。訪問するたびに思っていました。






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here

here



これは小さな小さなおとぎの国の物語

あのひとは小さな舟でここを出て行った

自分でこさえた伝馬船

あたしは見送ることができなかった

あのひとの腕は重々承知の上だけれども

今、幸せなのか
無事に向こう岸に辿りつけたのか、さえも
あたしには知るすべもない


どうかどうか
あのひとがまたどこかで舟造りをしていますように


もう長い間あのひとについて何も始まりもしないし終わりもしない


それでも

何も無くとも

今日も
明日も
きっとあさっても

あたしは一日の仕事を終えると
この浜へ来てしまうのです

こうして

待っているのです







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どこからきたの?

どこからきたの?



あかりはポトスを育てている。
あかりは3日ごとに水やりをする。
あかりは霧吹きで葉を湿らせる時間が好きだった。

葉っぱを裏返してはシュッ
そしてまた1枚裏返してはシュッ

6つの鉢植えポトス。
全ての葉に水をかけていく。
いち番新しいポトスの葉をめくった時だった。


あれ?
あっ!

お前、いつからここにいたん?


小さな小さなかたつむりがポトスの葉のうしろに隠れていたのだ。
ちょこんと。

3日前に水やりをした時にはいなかったはずなのに。


かたつむりって突然わくものなん?
ふふふ


あかりは冷蔵庫を開けて巨峰が入っているプラスチック容器を取り出すと
覆っているラップを破り、巨峰を野菜室へと戻した。

その透明の容器にポトスの葉を1枚とチビかたつむりを入れて
霧吹きでシュッシュッと水をかけてやる。


dokokarakitano


どこからきたの?
いつからいたの?


そしてあかりは容器をラップで包み、フォークでぷつぷつぷつとたくさん穴を開けた。

あかりはある事を思い出した。
友人の姉夫婦がかたつむりを育てていて
そのかたつむりをたいそう可愛がっていることを。
旅行へ行く時などは妹である友人にかたつむりの世話を押しつけるお願いするらしい。


私も数日間、育ててみようか?
いやいや
ふふふ

明日、マンションの横の植込みに
この子を連れて行ってあげよう


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


翌朝あかりは赤いトートバッグとチビの入ったプラ容器を持ち
玄関を出てエレベータに乗った。

6→5→4→・・・と降下するうちに
仕事場へこのチビを連れて行こうと思いついた。


緑がほとんどないビルだらけのこんな場所よりも
お義母さんの庭の方が何倍も快適なはず


あかりの仕事場は義母の家の隣りだ。


自転車の前カゴでチビの入ったプラ容器がバウンドする。


うーーん
大丈夫かなぁ


あまりにも軽いからか道路の小さな段差でもバウンドする。
あかりは慎重に自転車を走らせてゆく。




事務所へ着くとチビは複合機の陰に置かれた。


昼休みに庭へ連れて行ってあげるからね
いい子で待っててね


昼休みになりチビが庭へ放されると
にゅるぅぅぅぅ・・・にゅるぅぅぅ・・・・・・にゅぅぅぅぅぅぅ・・と
ゆるーーく伸びてねちっこく縮んで何分もかけて
チビは葉っぱの裏へと消えていった。


katatsumuri3


やっぱり裏が好きなんやね(笑)


しかしあかりはふと思った。


かたつむりってアジサイとか6月とかそんな時期のイメージ
もう11月の半ばやけど大丈夫なんかな

ここで頑張って冬を越すんやよ







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回生

回生



灯りを消して
カーテンを閉めて
まぁるくなって丸まって
毛布か何かにくるまって
小さな石ころみたいに固まって
目をぎゅっとつむって
息をころすのよ


もう

私の中に

何も入れさせない

私の中から

何も奪わせない


石ころみたいにまるまって
息をころして
目をつむるの







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green ・・・

green・・・




Your voice is my green wind.




詩をかきはじめた日も

詩をかかなかった月日も

そして

迷っていたあの時も

会えなかった日々も

突然トントンってノックした日も




You always lead me to here.

Your voice is my green wind.







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立ち聞き

立ち聞き




鉄と生地のにおいがする小さな工場

女性だけの作業場

ひとりきりの事務所

隣りには義母の住む家

さち子という猫が
その4つの建物のどこかで遊んでいる

ここが月曜日から土曜日までの私の居場所



昼ごはんは
義母と義姉と夫の4人で食べている



ある日私は立ち聞きしてしまいました。

台所のドアが半開きになっていたのです。
夫と義母が台所にいました。



「梨衣子なー。最近あいつまた痩せてきてな。」
「そおやん。せやからなご飯よそう時にな
 梨衣子さんのお茶碗だけぎゅう~ぎゅうって詰めてるねん。」
「そんなんしてたんか。それ、これからもやったって。」
「けっこう食べてやるねんけどなぁ・・・。」



ぶっ!
ちょっとちょっとお義母さん
そんな事してたん。



かわいい親子やなぁ。

私はにやにやしながら事務所へと戻りました。






運命のひと

運命のひと



運命のひと

そんなひとがもしもいるのなら

それは
あのひと

私の

結ばれない
運命のひと





 ののみ

Author: ののみ

日々のこと
過去のこと

今日の私
あの頃の私

ゆっくりと綴っていきます

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